扇子と蝶々
温かい日が続いていましたが、今日はまた少し肌寒い一日に
なりそうです。
先日、入館者のA様から蝶と扇子の図柄の刺繍を館に飾ってほしいと頂戴しました。
とても丁寧に縫われた、春らしい作品です。
早速、2階の廊下へ飾っているとM様より「素敵ね!」と声をかけられました。
この鉢植えも、この絵画も、このさげものも、この手毬も
みな入館者様が壱番館に飾ってほしい、皆さんに見てほしいと提供していただいたもの。
特にさげものと手毬は入館者様の手作りです。鉢植えも手塩にかけて育ててくださったものです。
来館されるお客様やご家族様に、いつも素敵ですねとおっしゃっていただくことが多く
ご提供してくださる入館者様のお気持ちは、十二分に伝わっているということですね。
入館者様の皆様が壱番館をつくりあげている。
開館から30数年、そうやって壱番館は歩んできたのだなと感じる今日この頃です。
若い力
「最近の若い人は・・・」という言葉
古くは古代エジプトの遺跡や、日本では清少納言の『枕草子』にも登場するそうです。
あまり良い意味では使われていないのですが・・・
ワールド・ベーシック・クラシック、11日の試合で先発した若き日本のエース
佐々木朗希投手の160キロを超える剛速球は、コロナ禍で鬱屈としていた気持ち
の霧を一気に晴らしてくれました。
東日本大震災から12年にあたる日に、子供のころ被災した経験を持つ佐々木投手が世界
の大舞台に立ち活躍をする。本当に胸が熱くなりました。
ゆうゆう壱番館でも、数日前に入館者様がお買い物帰りに道路で転倒された
のですが、ちょうど通りかかった守恒中学校の生徒さんが助けおこしてくれ壱番館
まで送ってきてくださいました。
お名前を聞き出す間もまく、春風のように元気よく立ちさられてしまったので
守恒中学校へお礼の電話を入れました。
翌日、教頭先生から助けてくれた5名の生徒さんがわかりお礼を伝えてくださった
と電話をいただきました。生徒さんたちも、とても喜んでいたということでした。
当たり前のことを当たり前に行う。
若いときには難しいことだったりしますよね。
守恒中学校の生徒さん、本当にありがとうございました!
最近の若い人は・・・頑張っていますよ!