一年前に、知人から柿の実付の枝をいだたいたので壱番館のロビーに飾ったところ、入館者様から
「子供のころを思い出すわ」と思わぬ反響がありました。
そこからロビーをその月や季節に合わせた飾りつけをするようになりました。

今月は、昔お米や穀類を計量するのに使用していた『一斗升』や稲を叩いていた『砧』、陶器製の徳利を花卉として
飾っています。
秋という季節と郷愁もあいまってか、入館者様にとても評判がよいようです。


コロナ禍、またご高齢ということであまり外出ができない入館者様がロビーで飾りを楽しまれたり、来館された家族様が写真をとられたりされているようです。

先に挙げた昔の道具類も、入館者様が『幼いころに家にあったよ』とその用途を教えてくださることも。

コミュニケーションツールとしても活躍しているようで、飾りつけをしている私としては本当に嬉しい限りです。