「地震で火災発生時、近くの次のどこに避難しますか?」

 ① コンビニ
 ② ガソリンスタンド
 ③ 交番

正解は②のガソリンスタンド。

ガソリンスタンドは火災が引火して最も危険なのではないか?と思ってしまうが、実はそうでもないようで
ガソリンスタンドは地震火災時を想定した構造になっていて、先の阪神淡路大震災時に、ガソリンスタンド
が延焼の防波堤になったというのです。


ガソリンスタンドは火災が引火して最も危険なのではないか?と思ってしまうが、実はそうでもないようで
ガソリンスタンドは地震火災時を想定した構造になっていて、先の阪神淡路大震災時に、ガソリンスタンド
が延焼の防波堤になったというのです。

壱番館に住む北九州市立大学地域創生学群2年生の Eさんが、防災クイズとして入館者の皆さんに出題した問題。
20名中19名の方が不正解でした。


壱番館で開催された 『入館者向け防災セミナー』。
講師は加治館長に加えて、Eさんと同じく壱番館でルームシェアしている福祉学科のMさんが講師として講習を
勧めてくれたそのひとコマです。


Mさんは『災害状況を想像する力を身につけよう』のタイトルで、

━ 災害が起きる前

━ 災害が起きた時

━ 災害が起きた後

の三つの括りで、それぞれ、

非常持ち出し用具⇒置いておく場所・必要な物・他にできそうなこと

災害別に気を付けること⇒自身・火災・台風
避難の時に気を付けること⇒避難場所は?

災害が起きた時⇒連絡が必要な人・避難後助けが必要なこと

等々 書き出すことによって認識を深めると共に、記入できなかたこと、つまり認識できていないことを
浮き彫りにして、備えに繋げることを、皆さんに投げかけてくれました。


加治部長の壱番館の災害時対応についての具体的な説明に加えて、若い学生のプレゼンテーションは入館者
の方にと言っては孫世代に近いこともあり、琴線に触れるのに充分過ぎる内容となりました。

正に有意義な一時間のセミナーであり、次回の開催が即刻決まった次第です。