竹灯籠の灯り
1,200個の竹灯篭が、桜の樹の下、ゆらゆら揺れている。
小倉城竹灯り保存会のご協力とご指導の下、竹灯篭を並べ、灯りを灯す。
夕刻の強風下、灯けては消え、灯けては消え の繰り返しで、とても苦労しただけに、夜桜の下に浮かび上がった
『 ゆうゆう壱番館 』のロゴ通りの文字は一段と際立って映る。
コロナ禍でイベントが中止せざる得ない環境下で、ゆうゆう壱番館テニスコートにかざす1本の桜の下で企画した
お花見。25日はその前夜祭ということで、竹灯籠の灯りで夜桜を鑑賞した。
偶然にも、オリンピック聖火点灯でもあった日、灯された竹灯籠の灯りは、心も癒され、穏やかになる一役を担う。
━ こんな素敵な夜桜鑑賞させてくれて ありがとう。
━ 準備も大変だったでしょうね ご苦労さまでした。
鑑賞された多くの入館者の方々からお礼の言葉を頂いた。
おかげで、何度も何度もチャッカマンのスイッチを握り続けて、指力と感覚が鈍ってしまった人差し指の感覚を
すっかり忘れさせてくれていた。