「 ところ狭しと 」
上村貴子<うえむら たかこ>さんのピアノをバックに
AIさんのヴォーカルで、jAZZの名曲を彩る。
唄うだけでなく、1階ロビーのリスナー席に入り込んで、
グリーンのステージドレスのAIさんがところ狭しと、
軽やかなステップを踏みながら唄いこんでいく。
リスナーも手拍子、足元からステップ、
そして、身体全体でスイングして、
音景色は鮮やかさが深くなっていく。
このエンターテイメントがAIさんの魅力だ。
上村さんもピアノでベース音をたたいて伴奏する━
You `d be so nice to come home to は 圧巻だった。
昨日までの晴天を覆す、うらめしい雨模様にもかかわらず、
令和初の音景色は、ふたりのエンターテイナーのおかげで
充分心地よいひと時となった。