チェロとピアノのデュオコンサート♬
小倉南区「ゆうゆう壱番館」で、第179回音景色フロアーコンサートを開催致しました♬
♬ーーーーーーーーー♬ ゆうゆう壱番館スタッフより ♬ーーーーーーーーーー♬
「 ココロの 棘(とげ)が 溶けていく 」
チェロの岸本義輝 (きしもと よしてる) さんと
ピアノの上村貴子 ( うえむら たかこ) さん はそれぞれ沖縄に縁があるとの事…。
岸本さんは沖縄の音楽大学で学び、
上村さんは小学校の時に沖縄で過ごした時代があるそうで
上村さんが小学校3年生の時に小学校の先生に連れて行かれたバーで、先生から、
━ たかちゃん 学習発表会で弾いた曲、あれをひいてごらん、
と促されて 『 アルプスの少女ハイジ 』 を
即興で演奏したのがミュージシャンのはじめの一歩というエピソードの持ち主だそうです。
当時のままの曲調と今の曲調で 『 ~ハイジ 』 を比較演奏してくれたから、
その幅の広さを聴くことができたのも、今日の醍醐味でした。
…でも、お二人とも昨年の首里城の火災にはたいそう衝撃を受けたそうで、
今日の音景色の曲の選択にも復興の想いを寄せて。。
━ さとうきび畑
━ 花
━ てぃんさぐぬ花
━ 海の声
沖縄の曲が多く盛り込まれました。
お正月…ということもあり、最初の曲、琴の定番、『 春の海 』 で
気持ちちを掴まれた後から、沖縄の曲、そして最後は誰もが知る
『 フーテンの寅さんのテーマソング 』 まで
お二人の演奏を聴きこんでいくと、
心のなかにある『 棘(とげ) 』が溶けていく気がしてきました。
『 棘』 が抜かれる、というよりも 溶けていくといったほうが近いようです。
だからコンサートが終演後には、アンコール2曲を聴きこんで、
そして、心が まんまる 気分となりました。