【不審者対応講習を行いました】
「 不審者対応講習 」
「 さすまた 」を実際手にすると、ずしりと割と重い。
━ さすまたはあくまで防御と威嚇のためのものです。相手を取り押さえようと意気込むことはありません。
小倉南警察署、防犯係のN刑事が 柔らかい口調でにこやかに説いてくれた。
来館された3人の刑事さんのうち、ひとりの女性刑事の方も女性が襲われそうになった場合の護身術を示してくれるが、笑顔の眼差しの中にも、刑事の職責が現す、厳しさ、強さは眼力からピリピリと感じ取ることが出来る。
もし、館内に凶器をもった不審者が入館しようとしたら ━
入館者の希望で面会拒否の方が来館されて、面会を強要されたら ━
率直なところ、そんなネガティヴな状況は、ほぼ想定していないことに気付かされた。
━ 相手を刺激しないように 退去を求めて下さい。あるいは別室に隔離するために導いて下さい。
━ 危険が迫ったら、それを知らせるヘルプワードや信号が必要です。
━ 不審者、と自己判断したら、迷わず警察へ通報して下さい。
万が一の中の万が一、今まで起きたことの無い状況ながら、この講習でその万が一の心構えが芽生えた。
作ったマニュアル案をさらに整備して、定期的な訓練と講習を続けていきたい。